ヨーグルト効果は毎日食べないと現われない
腸内の善玉菌を増やすのにもってこいの食品といえばヨーグルト。しかし、多くの乳酸菌は腸に届く前に胃酸などで殺菌されてしまいます。それでは、どうすればヨーグルトの効果が現われて、腸内の善玉菌を増やすすことができるのでしょう? 「毎日200g」がポイントです。
目次
ヨーグルトが効果を発揮する分量とは
腸内の善玉菌を増やすのにもってこいの食品といえばヨーグルトです。しかし、ビフィズス菌をはじめとする多くの乳酸菌は、胃酸や胆汁酸に弱いという性質があります。
このため、ほとんどが目的の腸に届く前に殺菌されてしまうのです。単発で食べてもヨーグルトの効果は期待できません。ヨーグルトの効果を発揮させるには、その量と継続性が大切なのです。
ヨーグルトが効果を発揮するのオススメ分量は200g。これを毎日食べ続けると、2週間ほどで腸内の善玉菌が約10%アップ。善玉菌優位の腸内環境を保てることがわかっています。市販のお得用サイズのヨーグルトが1箱500gなので、2日に1箱くらい食べることを目安にしてください。
プロバイオティクスヨーグルトの効果
ヨーグルトはメーカーごとに特徴のある乳酸菌を使用するなど工夫されています。購入するときには、自分に合った効果のものを選びましょう。
最近は胃酸に強く、生きたまま腸まで届く乳酸菌を使用した、プロバイオティクスヨーグルトも市販されています。プロバイオティクスは簡単にいえば、腸内に善玉菌を増やして体を健康にする微生物という意味です。
抗生物質のことをアンチバイオティクスといいますが、その反対概念として生まれたのがプロバイオティクス。有益な微生物を活かすことを含めて、プロバイオティクスと呼ばれています。
プロバイオティクスヨーグルトの効果は、まさに生きたまま菌が腸まで届くということ。腸内環境は善玉菌優勢になって免疫力もアップします。本気で腸内改革をしたい人の強い味方となってくれるはずです。
■「ヨーグルト」おすすめ記事
朝食前にホットヨーグルトを食べるとやせる
ヨーグルトダイエットは超過酷なルールだった件
危険!マシュマロヨーグルトは糖質が多すぎ
LG21はピロリ菌を減らす働きに効果がある!
■「乳酸菌」おすすめ記事
水キムチには生きたまま腸に届く植物性乳酸菌がテンコ盛り!
ヤクルト乳酸菌の継続摂取が乳がんを減らす
免疫力を高めてウイルス排除!乳酸菌の力
吉田沙保里はR-1乳酸菌で体質を改善した!
街で見かける「プラズマ乳酸菌」ってナニ?
自分に合う乳酸菌を試すなら「10日」が目安