食べても太らない「焼肉の部位」ベスト3とは
いま内臓脂肪でも皮下脂肪でもない「第3の脂肪」が注目されています。第3の脂肪で生活習慣病のリスクが高まったり、思わぬ腰痛の原因になったりするのです。そんな第3の脂肪を生まないためにも、食べても太らない「焼肉の部位」ベスト3を紹介しましょう。11月24日週の『別冊主治医が見つかる診療所』で紹介されていました。
目次
食べても太らない体作りが肝心
第3の脂肪とは、運動不足などが原因で皮下脂肪や内臓脂肪からあふれた脂肪が血流に乗り、内臓や筋肉に入り込んだ状態のものです。第3の脂肪が内臓に入り込むと、糖尿病や重度の高血圧症など、生活習慣病のリスクが高まることがあります。
また、背骨の周りの筋肉などに第3の脂肪がつくと、体を支える力が弱まってしまうことに…。姿勢が悪くなるとともに、その負担がダイレクトに腰に行くことになります。これが腰痛の原因にもなるのです。
第3の脂肪を防ぐためには、しっかり運動することと、脂肪がつきにくい食事をすることが大切です。食べても太らない体作りが肝心です。
食べても太らない焼肉の選び方
そこで、脂肪がつきにくい焼肉の選び方を紹介しましょう。脂肪がつきにくい肉の部位のベスト3で取り上げます。
第3位はハラミ。牛の横隔膜です。横隔膜は呼吸のための筋肉。常に動いているため脂分が少なく、低カロリーで高タンパクです。食べても脂肪がつきにくいという特徴があります。
第2位はハツ。牛の心臓です。絶えず動いている場所である心臓も本来、脂肪がつかない部位。ハラミ同様、脂分がほとんどありません。
第1位はランプ。牛の腰からお尻にかけての赤身肉です。ランプは足の付け根のこしの部分であるため、よく動く部位。さらに赤身ということは鉄分が多いということ。L-カルニチンという脂肪を燃焼させる成分が多く含まれます。