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寝起きの口臭を抑える裏ワザは「氷をなめる」

口臭予防のために「歯磨きをするとき舌も一緒に磨いている」というも多いのでは? たしかに、舌の付け根の汚れを取ることは口臭予防にはとても大切。しかし、歯ブラシでは汚れは取れません。そこで、口臭予防の正しい知識とともに、寝起きの口臭を抑える裏ワザを紹介しましょう。6月27日放送『教訓のススメ』の「危ない病気からケチ度までSP」で紹介されていました。



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寝起きの口臭を抑える裏ワザは「氷をなめる」


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口臭は寝起きがもっとも臭い時間帯

歯ブラシで気合を入れて舌を磨いても汚れはほとんど取れません。しかも、舌にある食べ物の味を感じる器官「味蕾」を傷つけてしまうと、味覚障害になってしまいます。

舌の汚れは表面の「ひだひだ」の奥にあるもの。歯ブラシでは届かない場所にあるため、磨いても取れません。逆に、表面の汚れを歯ブラシで押し込んでしまうことになるのです。舌の汚れを落とすときは、専用のブラシを使うようにしましょう。

口臭の原因は舌の付け根の臭いが一番強く出ます。硫化水素という物質が臭いの元。対策としては、臭いの元を取ったり体を健康にするのが一番です。

とはいえ緊急で対応できる対策もあります。口臭は寝起きがもっとも臭い時間帯。寝る前に比べて、ばい菌の量が30倍にもなっています。


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氷で冷やすと臭いの気化がストップ

寝起きの口臭には「氷をなめる」とよいでしょう。「メチルメルカプロン」という臭いの元は、37度以上で気化するもの。口の中に入れた氷で冷やすことで気化がストップします。すると、寝起きの口臭が止まるというわけです。

また「砂糖など甘いものを食べる」のも口臭の緊急回避の方法です。虫歯にはよくありませんが、臭いを取り除いてくれます。

なお、口臭は仲のよい人同士で移る可能性が…。キスを繰り返していると、口の中の菌が感染して、口臭のタイプがカップルで似てくるのです。


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寝起きの口臭を根本的に解消するには

寝起きの口は生理現象として、ある程度は仕方ありません。しかし、朝一番の対応を間違えなければ、さわやかな息を取り戻すことができます。

まず、起きて一番にすることは、歯磨きです。朝起きて一番は、お口の中の細菌がもっとも活発に働いているとき。このタイミングに歯磨きをせずして、いつ歯磨きをするという感じです。

そして、コップ一杯の水を飲み干します。これで口臭の原因につながるお口の乾燥を解消することができます。さらに、朝食をしっかり食べること。かむことはだ液分泌を促進しますから、これで口臭解消が期待できます。


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口臭解消はガムよりお茶の葉の粉末

口臭を抑えるといえばガムですが、ガムをかむことは逆効果のこともあります。ガムは香りで口臭を隠す作用があるものの、臭い物質そのものを除去することはできません。場合によっては、舌の奥にある臭い物質がかくはんされてむしろ増えてしまうこともあるのです。

口臭を抑えるのに効果的なのはお茶の葉の粉末。お茶の葉の粉末を少し舌の上で転がして飲み込むと、カテキンが舌の上にある舌苔に直接作用します。

お茶の葉の粉末がカットした臭い物質の量は60%。歯磨きでも20%程度しか除去できませんから、その効果は驚くべきものでしょう。ぜひ試してみてください。

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■6月27日放送『教訓のススメ』
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