衣服の加齢臭を撃退する「過炭酸ナトリウム」
衣服にこびり付いてしまう「加齢臭」と「体臭」。枕カバーなどはなかなかにおいがとれません。そこで、洗濯物の加齢臭を撃退する方法を紹介しましょう。6月4日放送の『あさイチ』の「極上洗濯ライフ」で取り上げられていました。
人の皮膚から分泌される「体臭」はおもに4つに分類されます。「オイリー」「ダスティ」「スエット」「グリーン」です。これ以外に、ノネナールが主成分の「加齢臭」が存在しています。
「オイリー」は油が酸化したような臭い、「ダスティ」はほこりっぽいにおい。「スエット」は汗臭さで、ひどくなるとアンモニア臭になります。フェロモンと関係するといわれている「グリーン」は“うす甘い”におい。ひどくなると“わきが臭”になるといわれています。
衣服に付くにおいは、これら4種類いずれかの「体臭」と「加齢臭」の組合せ。洗濯してもなかなかにおいがとれません。
そこで使用するのが「過炭酸ナトリウム」。「酸素系漂白剤」として売られていることが多いですが、じつは消臭効果もバツグンです。
用意するのは「40度のお湯」。過炭酸ナトリウムが一番よく反応する温度です。強い酸化力で、においの元となる細菌を殺すことができます。「お湯1リットル」に対して、大さじ2杯の割合で過炭酸ナトリウムを投入。20分間つけ置いたら、洗濯機ですすいで乾かします。
さらに脱臭をしたければ「クエン酸」でリンスするのもオススメです。水アカ汚れを落とすためによく使われるクエン酸は、100円ショップやホームセンターなどで入手できます。