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緊張をほぐすなら無理にでも「鼻歌」を歌う

プレゼンやテストの前などは「リラックス」しようとしても、緊張してしまってなかなかできないもの。そんなときは「イスに深く座る」ことから始めましょう。4月30日放送『ホンマでっか!?TV』の「最新リラックス法23」で取り上げられていました。



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これはイスに「深く座るグループ」と「浅く座るグループ」を比べると、深く座るグループの心拍数が大きく下がっていたという実験結果によるものです。「リラックスした体裁」を作ることが大切なことを意味しています。

同様に「鼻歌を歌うグループ」と「しゃべらないグループ」を比べると、鼻歌を歌うグループの心拍数が下がっていました。通常はリラックスして鼻歌が出るものですが、先に鼻歌を歌うことであとからリラックスするのです。

すなわち「脳をリラックス」させるためには「先に体をリラックスさせる」ほうがよいということ。「脳をだます」ことによって、結果的にリラックスできるというわけです。

さらには「息を吐くグループ」と「息を吸うグループ」を比べると、息を吐くグループのほうがリラックス度が高かったといいます。これは、緊張時には「息を吐くこと」を忘れている傾向があるということ。意識して息を吐くことで体がリラックスした結果、脳がリラックスするのです。

ただし、リラックスしていることが「すべて善」ではありません。会議中やテスト中などは、ある程度の緊張感が必要になります。そういうときは、逆に「イスに浅く座る」のがオススメ。「想起力」「集中力」が高まります。

待ち時間は「イスに深く座る」ことでリラックス、本番中は「イスに浅く座る」ことで集中力を高める…と覚えておくとよいでしょう。

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