1日で治療完了「デジタル歯科」しかも割安
何度も通院が必要になる「歯医者」は誰もが面倒と思うもの。しかし、最近では虫歯が1日での治療できてしまう「デジタル歯科」が登場しています。はたして、どのような治療が行われるのでしょう? 2月16日『駆け込みドクター!』の「歯の三大トラブル徹底検査SP」で紹介されていました。
目次
デジタルしかならその日に治療が完了
通常の歯科治療は、歯型を取って技工士が金属の詰めものや被せものを製作するなど、およそ一週間ほどの工程をたどります。そのため、歯医者に何度も通わなければなりませんでした。しかし、「デジタル歯科」ならその日のうちに治療が完了するのです。
さっそくその工程を見てみましょう。お笑いコンビ「オードリー」の春日さんが患者となって、その一部始終を体験します。訪れたのは神奈川県横浜市にある「ヨコハマデンタルクリニック」。
初めは春日さんの歯をチェックからです。金属の被せものが2つありましたが、そのうちの1つに虫歯を発見。すると、モニター付きの機械が登場。この機械で設計したものを、別の部屋にある機械で削り出す…という手順になります。いわば、コンピュータとプリンターの関係です。
これまでのセラミックより価格が安い
まずは3Dカメラで患部をスキャン。金属が入った状態の歯と歯茎が、3Dの画像としてモニターに映し出されます。そして、金属を取って虫歯を削ったあとに、再び3Dカメラでスキャン。削ったあとの歯型と削る前の歯形をコンピュータが検証して、セラミックの詰めものの設計をしてくれるのです。
続いては「ミリングマシン」の登場。約1cm四方のセラミックから、先ほどの設計データを元に詰めものを作ります。マシンにセラミックをセットしてスタートボタンを押すと、両サイドのドリルがコンピュータの指示どおりに動いて、自動的にセラミックが削りだされるのです。
待つこと10分、精巧な詰めものができ上がりました。3D画像そのままの形です。装着してみると、色も形もまったく違和感なく仕上がっています。治療時間は1時間半。まさに、あっという間に治療が終わりました。
しかも、これまでのセラミックよりも価格が安いというから驚き。だいたい3万円くらいで済むのです。
■「歯」おすすめ記事
舌に歯型があると危険!肩こり新原因「TCH」
放置は危険!「歯ぎしり」がおこす健康被害
差し歯が半額以下に!即日装着できる新素材
「お風呂で歯みがき」で赤ちゃん肌が復活!
1回30分かける歯磨きで免疫力がアップする