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お口の豆知識「ミントは口臭には逆効果!?」

健康の入り口ともいわれる「歯」ですが、一方で「歯医者が大嫌い」という人が多いのも事実。そんな「歯」と「お口」に関する、知っておいて損はないトリビアをまとめて紹介しましょう。2月16日『駆け込みドクター!』の「歯の三大トラブル徹底検査SP」で紹介されていました。



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■日本は先進国の中で虫歯が多かった
日本というのは先進国の中で、歯がもっとも悪い国のひとつ。WHOによる「12歳児の虫歯の本数」は、イギリスが「0.9本」、ドイツが「1.2本」、アメリカが「1.28本」、フランスが「1.9本」のところ、日本は「2.4本」です。

これは日本人の場合、虫歯などの痛みが出ないと歯医者に行かない傾向があるため。歯医者に行く目的を調べると、日本は「治療89%/検診3%」に比べて、アメリカは「治療2%/検診98%」というデータも。欧米の場合は、歯の善し悪しが仕事や昇進に影響を及ぼすため、予防やメンテナンスが欠かせません。

■虫歯は息で冷ますだけで赤ちゃんに感染
赤ちゃんの虫歯の感染が始まるのは、歯が生え始める生後6ヶ月ごろから。1歳7ヶ月から2歳7ヶ月がもっとも感染しやすく「感染の窓」と呼ばれるほど。食事中のスプーン共有やキスなどでも虫歯の感染のリスクは高まります。

さらに、離乳食を与えるときなどに息を吹きかけて冷ますだけでも、虫歯リスクが高いのです。それだけで、唾液のキリが飛んでしまいます。なお、歯周病菌は夫婦間でも移ります。

■ミントのタブレットは口臭には逆効果!
メンソールやミントというのは、ヒヤッとして口の中が乾いてしまうもの。このため、だ液の量が一時的に下がってしまうのです。口臭を予防するには、ガムをかんでだ液を増やしたり、氷で口内の温度を下げると効果的といわれます。

■生理前と妊娠中は歯周病になりやすい
女性の場合は、女性ホルモンと歯周病はとても仲がよいとか。生理前や妊娠中は歯茎の毛細血管から、女性ホルモンが多く分泌されます。そして、歯周病菌などの細菌は、ホルモンを栄養にして増殖。女性は歯周病リスクが高いのです。

■マウスウォッシュは歯磨きにはならない
たとえば、食事したあとの汚れたお皿を水洗いしただけではきれいにならないようなもの。「マウスウォッシュ」は効果のあるものですが、けっして歯ブラシの代わりにはなりません。歯磨きを併用しないときれいにはならないのです。

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