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記憶なくしても帰宅できる酔っ払いの不思議

酔っ払って記憶がないにもかかわらず、家に帰ってパジャマに着替えて寝ていることがあります。これはどうしておきるのでしょう? 。12月1日放送『駆け込みドクター!』の「お医者さんに聞きたい17の事」で紹介されていました。



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記憶には「短期記憶」と「長期記憶」が存在します。新しい情報がインプットされると、脳の「前頭前野」という部分に蓄えられます。これが短期記憶と呼ばれ、一時的に記憶を保存。時間がたつと忘れてしまいます。

一方、家に帰る道順といった何度も繰り替えされる記憶は、脳の「側頭連合野」といわれる部分に蓄えられます。これが長期記憶と呼ばれる、忘れられない記憶です。

じつは、短期記憶を蓄える前頭前野の機能は、アルコールを飲むと低下します。酔っ払って記憶を失うのはこのため。一方、長期記憶を司る側頭連合野は、アルコールの影響を受けにくいのです。だから、家に帰る道順を間違えることはありません。

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