iPhone「空白の長押し」ほかキー操作の便利テク集

iPhoneはiOSがアップデートされるごとに新たな機能が追加されています。そんな機能の1つが、画面の押す力を感知してさまざまな機能が現れる「3D Touch」。とはいえ、それらの新機能を完全に使いこなしている人はあまり多くありません。iPhone「空白の長押し」ほかキー操作テクを紹介しましょう。

iPhoneの細かいカーソル移動が自由に

iPhoneで操作しづらいのが、ブラウザのURLを書き替える時などでの、細かいカーソルの移動です。カーソルを移動させたい位置をタッチしても、1文字単位でずれたり、押し方によっては全選択になったり…。カーソルの微調整で困っている人も多いでしょう。

そんな時に活用したいのがトラックパッド表示です。キーボードの一部分を強く押すとカーソルを自由に移動させることができるトラックパッドが表示されるのです。

実際にキーボードを強く押すと、キーボードの文字が消えてトラックパッドのような表示に変更。そのまま指をスライドさせればカーソルが自由に移動できます。文字選択をしたければ、さらに強く押し込んで指を移動させればOKです。

ただし、トラックパッド表示は押す力が弱いと文字が入力されたりしてうまく動作しません。そこで活用したいのが「空白」キーの長押し。空白キーであれば強く押すことなく、長く触れているだけでトラックパッド表示に切り替わります。横長キーボードであれば「Space」キーの長押しです。

iPhoneのキー操作で意外に知られていないのが、キーボードを左右どちらかに寄せる機能。左手で操作する人ならキーボードを左寄せ、右手なら右寄せします。使い方は、キーボードの地球儀アイコンを長押し。表示されるメニュー最下部のキーボードのアイコンで左右どちらかを選ぶだけです。

解除するにはもう一度、地球儀アイコンの長押しで真ん中の通常キーボードを選ぶか、寄せた空白部に表示されている矢印をタップすればOKです。

このほか、文字入力で覚えておきたいのが、カギカッコが「や」のフリックで入力できること。左にカッコ開き、右にカッコ閉じが表示されます。変換候補には、カッコや二重カギカッコなども表示されるので便利です。