チューナーレステレビでNHK受信料不要は本当?
2021年から2022年前半にかけて、さまざまな家電のなかでも話題を集めたのが「チューナーレステレビ」です。テレビチューナーを内蔵せずNHKのテレビ放送を受信できないことから、チューナーレステレビに買い換えることでNHK受信料も不要になりますが、ある条件を満たさないとそれは実現できないのでした。
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チューナーレステレビはNHK受信不可
テレビチューナーを内蔵せず、ネット上の動画配信サービスや動画コンテンツの視聴に特化しているのが「チューナーレステレビは」です。大手量販店のドン・キホーテが自社ブランドで販売したころから注目が集まるようになりました。
2021年12月から販売したフルHDモデルについては、予定販売数を終了するほどの人気。ドン・キホーテではこの人気を受け、2022年8月にチューナーレステレビの新モデルを発表しました。
今回発売されるチューナーレステレビは、4Kディスプレイ搭載の50インチ(4万3780円)・43インチモデル(3万8280円)、フルHDの32インチ(2万7280円)・24インチモデル(2万1780円)の4種類です。
チューナーレステレビを選ぶ最大のメリットは、テレビチューナーを内蔵しないことから、NHK受信契約が不要になることです。これはNHK受信契約は、放送法でNHKのテレビ放送を受信できる設備がある世帯は結ばなくてはならない規定であるためです。
チューナーレステレビNHK受信料不要
すなわち、チューナーレステレビであればテレビを受信できないためNHK受信料が不要となります。しかし、チューナーレステレビを導入しただけでは、NHK受信料が不要になるというわけではありません。
チューナーレステレビのほかにテレビを所有している場合、NHKのテレビ放送を受信できる設備がある状態が継続するため、引き続きNHK受信料を支払う必要があります。
NHK受信料を不要にするには、チューナーレステレビ導入だけでなく、すでに所有しているテレビを処分する、あるいはテレビ受信用のアンテナを撤去する必要があります。