NHK集金人に強引に契約を迫られた場合の断り方
ある日突然、何の前触れも無く玄関先に現れて、受信契約を迫ってくるのが「NHK集金人」。NHK集金人とは、NHKから委託を受けてた契約・収納業務スタッフのことです。とはいえ、諸般の事情ですぐに契約ができないという場合もあります。そんなNHK集金人から強引な勧誘に遭った際に、有効とされる対応事例を紹介しましょう。
目次
NHK集金人への基本にして最強の対応
まず、基本にして最強のNHK集金人への対応が「無視」です。そもそもNHK集金人と会話をしなければ、強引に押し切られて受信契約を結ばされることもありません。
中には玄関前で「○○さ~ん!」と執拗に声がけされることもありますが、それでも強い意志で初志貫徹することが大切。仮にオートロックを突破されたり、玄関先まで来られてもドアを開けずに無視を決め込みます。
仮にドアを開けてしまったら、強引に話を進めようとするNHK集金人に対して「帰って下さい」の一点張りで対応するという手もあるようです。機械のように「帰って下さい」を繰り返し、それでも集金人が居座る場合は、不退去罪(刑法130条)が適用される可能性もあるといいます。
NHK集金人は職員でなく外部委託業者
「NHKの○○です」と名乗る集金人のほとんどは、NHKの職員ではなく外部委託業者なので、その場は名刺をもらい会社名などを細かく確認。その上で「怪しいので信用できない」「NHKと直接契約します」などと言って引き取ってもらうという例もあるようです。
「知らない相手に個人情報を渡したくないから」と理由を挙げて、ウェブ経由で自分で手続きをするとNHK集金人に宣言してもよいでしょう。また、NHK集金人に「受信契約は義務」などと迫られても、「裁判してください」と対応したケースもあるようです。
NHK集金人としても、効率よく受信契約できる相手を探しているのが実情です。NHK集金人に、時間がかかりそうな相手と思わせられれば成功ということなのでしょう。