家電量販店「電動歯ブラシ」人気ランキング
いまや幅広い年代に普及している電動歯ブラシ、全国の家電量販店およそ4千店で売れ行きを調査。2014年1月6日から2月2日までの販売実績を元にランキングをまとめました。2月18日放送『ワールドビジネスサテライト』で紹介されていました。
2010年から一気に販売数が拡大した「電動歯ブラシ」。いまでは年間400万台が売れています。4月の新年度を控えた2～3月は、初めて電動歯ブラシを購入する人が増えるといいます。
10位は毎分2万5千回以上の高速振動で汚れを落とす製品。特徴は、パソコンからでもUSB充電できる電動歯ブラシです。ターゲットはビジネスパーソン。ケースのフタを閉めれば、見た目はペンケースです。デスクで充電していても違和感がありません。
【9位】ブラウン「オーラルB」プラックコントロールDB451ONE
9位はブラウンの乾電池式電動歯ブラシ。丸型の回転するブラシが特徴です。
【8位】フィリップス「ソニッケアー」イージークリーンHX6520/50
【7位】フィリップス「ソニッケアー」ダイヤモンドクリーンHX9303/04
【6位】フィリップス「ソニッケアー」エアーフロスHX8230/08
8位から6位までは、フィリップスの「ソニッケアー」シリーズが並びました。6位の「エアーフロス」は、歯と歯の間を洗浄するデンタルフロスの進化版。使い方は、ノズルの先端を歯間に当ててワンプッシュするだけ。時速70kmの速さで水を噴射させ、歯垢を取り除きます。手磨きのみのブラッシングと比較して、最大5倍の歯垢を除去することが可能です。
5位から2位で注目は、5位にランクインしたマルマンの電動歯ブラシのウリは、なんといっても価格の安さ。ビックカメラでは380円で販売されていました。
1位はパナソニックの「ポケットドルツ」。マスカラのようなデザインが若い女性に支持されています。利用者も「バッグの中に入れてもまったく違和感がない」とコメント。
パナソニックの調査では、昼食後にオフィスで歯磨きをする20～30代の女性は「7割」に上るとか。開発担当者は「女子トイレに潜入してランチ磨きの状況を調査したり、ユーザーの実態を把握することで開発につながった」と話します。ポケットドルツシリーズは、2010年の発売からこれまで40種類を発売。3月末までに累計500万台の販売を見込みます。
さらに5月には、資生堂とのコラボ商品など新作を投入する予定です。コラボ商品は「リップグロス」をイメージしたもの。グロスを当てる感じで使えるグリップ感のよさがウリです。化粧直しするついでに使ってもらえたら…と開発担当者の期待も高まります。
