インフルエンザ予防に「お茶を飲む」が効く
インフルエンザは感染者の咳やくしゃみで放出された、空気中に漂っているウイルスから感染するもの。誰かにくしゃみなどをされる可能性がある場合は、しっかりとマスクで予防することが大切です。そして、より効果的な予防には「お茶」がよいといいます。
なかには誰かがくしゃみをした瞬間に、自分も「フッ」と息を吐くことによって、ウイルスを吸い込まないように防いでいるという人も…。しかし、それはまったく効果はありません。
ウイルスは空気中に漂っていますから、その一瞬だけでは防げないのです。しっかりうがいをするべきです。とはいえ、人前や電車の中などでは、なかなかうがいができるものではありません。
そんなときに効果的なインフルエンザの予防法が「お茶を飲む」ことです。お茶に含まれている「茶カテキン」という成分がウイルスに付着。粘膜に留まることができなくなるので、感染を防ぐことができるのです。
そして、ウイルスを飲んでしまって胃まで到達させれば、あとは胃酸がウイルスを殺菌してくれます。ウイルスの侵入経路は「粘膜」です。粘膜にウイルスを留まらせないように、胃に流し込んでしまうのです。