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肝臓がんの増殖を止めることに成功した!

東京都医学総合研究所は、肝臓がんが「生体防御システム」と「オートファジー(自食作用)」を利用して増殖していることを発見しました。仕組みの一部を食い止めることができれば、肝臓がんの新しい治療につながることがが期待されます。詳しく見てみましょう。



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肝臓がんの増殖を止めることに成功した!


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肝臓がんの増殖を食い止める方法

「オートファジー」は、機能を失った異常ミトコンドリアや細胞内に侵入した細菌を取り囲んで、内容物を自ら消化・分解してアミノ酸を供給する仕組みです。細胞内に生じた毒性のある細菌を排除し、細胞の恒常性維持を担っています。一方の「生体防御システム」は、ストレスに応答して生体防御遺伝子群をを活性化する仕組みです。

今回の研究では、肝臓がんの細胞でたんぱく質「p62」がたまりやすいことに着目しました。正常な細胞では「p62」がきっかけとなり「生体防御システム」と「オートファジー」を発動。その過程で「p62」はオートファジーで常に分解されます。

しかし、肝臓がん患者の場合、この「p62」が持続的に活性化されていたのです。肝臓がんの細胞は、オートファジーをうまく調節して「p62」をたまりやすくすることで、増殖しやすい性質を獲得していると考えられるというわけ。しかも、肝がん細胞の「p62」の活性化を抑制すると、がんの増殖が著しく抑制されたのです。

この「p62」を標的とした化合物が新しい抗がん剤の候補になることが期待されます。現在、創薬オープンイノベーションセンター保有の化合物を用い化合物スクリーニングを行っています。

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