健康生活の知恵袋
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「阪本漢法の麻子仁丸」の効果・効能と用法・分量

漢方処方には古方,後世方及び経験方を含めて何千という処方がありますが,この中でも漢方関係の成書の多くに今まで納められている様な処方は,長い年月その効果が認められてきた処方といえます。
当社では特に「傷寒論(しょうかんろん)」,「金匱要略(きんきようりゃく)」からこの処方を選んで,原典に基づいて蜂蜜で練った服用し易い丸剤にしました。
この処方は緩和な下剤で常習便秘のもの,ことに高齢者,病後の人などで,体液が枯渇して皮膚や粘膜の滋潤が不足して便秘する方によく,尿量が多くて,大便が硬いという症状でお悩みの方におすすめ致します。

効能・効果

体力中等度以下で,ときに便が硬く塊状なものの次の諸症:便秘,便秘に伴う頭重・のぼせ・湿疹・皮膚炎・ふきでもの(にきび)・食欲不振(食欲減退)・腹部膨満・腸内異常醗酵・痔などの症状の緩和

用法・用量

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人:20〜30丸:いずれも1日3回食前又は食間に服用してください。
15才未満7才以上:大人の2/3量 13〜20丸:いずれも1日3回食前又は食間に服用してください。
7才未満4才以上:大人の1/2量 10〜15丸:いずれも1日3回食前又は食間に服用してください。
4才未満3才以上:大人の1/3量 6〜10丸:いずれも1日3回食前又は食間に服用してください。

*3才未満は服用しないでください。
*食間とは食後2〜3時間を指します。
*微温湯又は水で服用してください。

成分分量

(マシニン)麻子仁末: 1500mg
シャクヤク末: 600mg
(キジツ)枳実末: 600mg
コウボク末: 600mg
ダイオウ末: 1200mg
(キョウニン)杏仁末: 600mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなる)
1.本剤を服用している間は,次の医薬品を服用しないこと
他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けること
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人。
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
消化器:はげしい腹痛を伴う下痢,腹痛

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
下痢
4.5〜6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること