健康生活の知恵袋
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「阪本漢法の麦門冬湯顆粒」の効果・効能と用法・分量

●「麦門冬湯」は,漢方の原典といわれる中国の医書「金匱要略」に収載されている処方です。
●体力が中等度以下で,たんが切れにくく,ときに強くせきこみ,又は咽頭の乾燥感がある場合の「からぜき」,「気管支炎」,「気管支ぜんそく」,「咽頭炎」,「しわがれ声」に用いられます。
●本剤は麦門冬湯処方の1日最大量の生薬より抽出したエキスを全量配合した満量処方で,飲みやすく服用量を調節しやすい顆粒です。
●眠くなる成分は入っておりませんので,仕事や車の運転などにも支障はありません。

効能・効果

体力中等度以下で,たんが切れにくく,ときに強くせきこみ,又は咽頭の乾燥感があるものの次の諸症:からぜき,気管支炎,気管支ぜんそく,咽頭炎,しわがれ声

用法・用量

1日3回食前又は食間に水かお湯で服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):1包:3回
7歳以上15歳未満:2/3包:3回
4歳以上7歳未満:1/2包:3回
2歳以上4歳未満:1/3包:3回
2歳未満:1/4包:3回

*食間とは食後2〜3時間を指します。

成分分量

麦門冬湯乾燥エキス: 4.4g

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください
生後3ヵ月未満の乳児。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)水様性の痰の多い人。
(4)高齢者。
(5)次の症状のある人。
むくみ
(6)次の診断を受けた人。
高血圧,心臓病,腎臓病
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください

[関係部位:症状]
消化器:食欲不振,胃部不快感

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続したりする。
偽アルドステロン症:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。
ミオパチー:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。

3.1ヵ月位(からぜきに服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
4.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください