健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

「竜胆瀉肝湯エキス錠クラシエ」の効果・効能と用法・分量

●「竜胆瀉肝湯」は,漢方の古典といわれる中国の医書「薜氏十六種(ヘキシジュウロクシュ)」に収載されている薬方です。
●体力中等度以上で,下腹部に熱感や痛みがある方の排尿痛や残尿感,尿の濁り,頻尿などの排尿異常に効果があります。

効能・効果

体力中等度以上で,下腹部に熱感や痛みがあるものの次の諸症:排尿痛,残尿感,尿のにごり,こしけ(おりもの),頻尿

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15才以上):4錠:3回
15才未満7才以上:3錠:3回
7才未満5才以上:2錠:3回
5才未満:服用しないこと

成分分量

竜胆瀉肝湯エキス粉末: 2,750mg

使用上の注意

■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人
(4)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人

2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:食欲不振,胃部不快感

まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
[症状の名称:症状]
間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続したりする。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腸間膜静脈硬化症:長期服用により,腹痛,下痢,便秘,腹部膨満等が繰り返しあらわれる。

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
下痢

4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください

5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。