健康生活の知恵袋
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「炙甘草湯エキス〔細粒〕37」の効果・効能と用法・分量

本方は、どうきや息切れに用いられますが、脈の結滞するものにも用いられるため、復脈湯(ふくみゃくとう)の別名があります。
本方中の地黄がやや胃にもたれる傾向があるため、甘草を炙甘草にしてなるべく胃にもたれないように工夫されております。

効能・効果

体力中等度以下で、疲れやすく、ときに手足のほてりなどがあるものの次の諸症:動悸、息切れ、脈のみだれ

用法・用量

次の量を食前又は食間に水又は温湯で服用してください。
(食間とは食後2〜3時間を指します。)

[年齢:分包剤(1回量):大入り剤(1回量):1日服用回数]
大人(15才以上):1包:2.5g:3回
15才未満7才以上:2/3包:1.7g:3回
7才未満4才以上:1/2包:1.3g:3回
4才未満2才以上:1/3包:0.8g:3回
2才未満:1/4包:0.6g以下:3回

成分分量

炙甘草湯水製エキス: 7.6g(乾燥物換算で約3.8gに相当)
ゼラチン: 1.0g

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください。
生後3ヵ月未満の乳児
■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)胃腸が弱く下痢しやすい人
(4)高齢者
(5)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
(6)次の症状のある人
むくみ
(7)次の診断を受けた人
高血圧、心臓病、腎臓病

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化器:食欲不振、胃部不快感

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。

3.服用後、次の症状があらわれることがありますので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
下痢

4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

5.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。