健康生活の知恵袋
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「清香散(顆粒)」の効果・効能と用法・分量

清香散は漢方治療の古典の一つである「和剤局方」に収載されている香蘇散の処方生薬を一定量エキス化し,その残りの生薬を粉末にして服みやすい顆粒剤にしたものです。
清香散は日頃,胃が弱くて,神経質タイプの人で「頭が重い」「頭痛がする」「熱がでて寒気がする」などの風邪の初期症状の時に服用してください。

効能・効果

体力虚弱で,神経過敏で気分がすぐれず胃腸の弱いものの次の諸症:かぜの初期,血の道症

用法・用量

次の量を食前又は食後に,温湯又は水にて服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人:1包(2.0g):3回
15才未満〜7才以上:2/3量:3回
7才未満〜4才以上:1/2量:3回
4才未満〜2才以上:1/3量:3回
2才未満:服用しないこと

成分分量

香蘇散料水製エキス: 0.7g
コウブシ末: 1.05g
ソヨウ末: 0.52g
チンピ末: 0.52g
カンゾウ末: 0.39g
ショウキョウ末: 0.52g

使用上の注意

■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
むくみ
(6)次の診断を受けた人。
高血圧,心臓病,腎臓病
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ

まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
偽アルドステロン症:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。
ミオパチー:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。

3.1ヵ月位(かぜの初期に服用する場合には5〜6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
4.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。