健康生活の知恵袋
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「東洋漢方の三黄散」の効果・効能と用法・分量

本剤は、漢方の古典「金匱要略」に収載されている三黄瀉心湯の散剤(三黄散)で、これを顆粒剤としたものである。

効能・効果

比較的体力があり、のぼせ気味で、顔面紅潮し、精神不安で便秘の傾向のあるもの:高血圧の随伴症状(のぼせ、肩こり、耳鳴り,頭重,不眠,不安),鼻血,痔出血,便秘,更年期障害,血の道症

用法・用量

下記の量を食間に水又は白湯にて服用して下さい。
なお,用時添付のサジ(すり切り1回量)を使用して下さい。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人(15才以上):0.8g:3回
15才未満:服用しないこと

成分分量

ダイオウ末: 0.96g
オウゴン末: 0.96g
オウレン末: 0.48g

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売書に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人,体の弱い人)。
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5)だらだら出血が長びいている人。
(6)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能背うがあるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振、胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢,腹痛

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
軟便,下痢
4.1カ月位(鼻血に服用する場合には5〜6回、痔出血、便秘に服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること