健康生活の知恵袋
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「御陀羅尼助」の効果・効能と用法・分量

“陀羅尼助””というのは,今より,千百余年前大和国の霊地大峰山にて,弘法大師がご苦心の遺法によってつくられたオウバクを主成分とする和漢胃腸薬の名称で,修行中の僧が,陀羅尼経を誦する時,眠気を防ぐ助けとしたというところから,この名が生まれたといいます。また,梵語の陀羅尼というのは,総持とか能持と訳され,よく善法を持して散失せず,悪法を遮る意があります。
本剤は,陀羅尼助の処方をもとに,オウバク,センブリ,ゲンノショウコをそれぞれ煎じ,煎液を減圧下で濃縮して得たエキスを混和して板状とした乾燥エキス剤です。

効能・効果

食欲不振,胃部・腹部膨満感,消化不良,胃弱,食べ過ぎ,飲み過ぎ,胸やけ,胃もたれ,胸つかえ,はきけ(胃のむかつき,二日酔・悪酔のむかつき,悪心),嘔吐,整腸(便通を整える),軟便,便秘

用法・用量

次の1回量を1日3回,食後に水又はさ湯で服用して下さい。

[年齢:1回量]
成人(15歳以上):1包
11〜14歳:2/3包
8〜10歳:1/2包
8歳未満:服用しないこと

成分分量

オウバク軟エキス: 1g
センブリ軟エキス: 0.111g
ゲンノショウコ軟エキス: 0.975g

使用上の注意

■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
(1)医師の治療を受けている人。
2.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。