健康生活の知恵袋
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「和漢薬 晴快散(顆粒)」の効果・効能と用法・分量

和漢薬晴快散(顆粒)は,遠志(ヒメハギ科イトヒメハギ)のエキス顆粒剤です。
遠志は,古来「遠くにまで(これから先も長く)志を持つことができる」といわれているように,それを服用すれば気持ち(精神)を保ち物忘れをしないといわれています。
遠志は,中国医学の基礎となった書物である神農本草経にも収載され,その薬能は「咳逆,傷中を主どる。また,不足を補い,邪気を除き,九竅を利し,智慧を益し,耳目を聡明にし,物を忘れず,志を強くし,力を倍す。」とあります。漢方処方製剤では帰脾湯,人参養栄湯,加味温胆湯などに精神神経用薬,保健強壮用薬の目的として配合されています。
和漢薬晴快散(顆粒)は“中年期以降の物忘れの改善”にお勧めです。

効能・効果

中年期以降の物忘れの改善

用法・用量

次の量を食前又は食間に温湯又は水にて服用してください。
(食間とは,食後2〜3時間を指します。)

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人(15歳以上):1包(1.2g):3回
15歳未満:服用しないこと

成分分量

オンジエキス: 1.3g

使用上の注意

■してはいけないこと
〔守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります。〕
次の人は服用しないでください。
(1)次の診断を受けた人。
認知症
(2)認知症の疑いのある人。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
2.次の場合は直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
(1)服用後,次の症状が現れた場合

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振,胃部不快感
精神神経系:めまい

3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
4.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
下痢
5.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者にご相談ください。
その他の注意
その他の注意
本剤の服用により,糖尿病の検査値(血中 1.5-AG)に影響を及ぼす場合があります。