健康生活の知恵袋
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「口内炎治療薬M」の効果・効能と用法・分量

本剤は、口腔粘膜への優れた付着力があり、患部を保護するとともに、抗炎症作用により患部の炎症を抑え、口内炎やそれにともなう痛みなどを改善します。

☆本剤が対象とする口内炎(アフタ性)とは☆

頬の内側や舌、唇の裏側などに、周りが赤っぽく、中央部が浅くくぼんだ白っぽい円形の痛みを伴う浅い小さな潰瘍(直径10mm未満)が1〜数個できた炎症の総称です。

効能・効果

口内炎(アフタ性)

用法・用量

1日1〜数回、適量を患部に塗布してください。

成分分量

トリアムシノロンアセトニド: 100mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用がおこりやすくなります)
1.次の人は使用しないでください

(1)感染性の口内炎が疑われる人。(医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください)

・ガーゼなどで擦ると容易に剥がすことのできる白斑が口腔内全体に広がっている人。(カンジダ感染症が疑われる)

・患部に黄色い膿がある人。(細菌感染症が疑われる)

・口腔内に米粒大〜小豆大の小水疱が多発している人、口腔粘膜以外の口唇、皮膚にも水疱、発疹がある人。(ウイルス感染症が疑われる)

・発熱、食欲不振、全身倦怠感、リンパ節の腫脹などの全身症状がみられる人。(ウイルス感染症が疑われる)

(2)口腔内に感染を伴っている人。(ステロイド剤の使用により感染症が悪化したとの報告があることから、歯槽膿漏、歯肉炎等の口腔内感染がある場合には使用しないでください)

(3)5日間使用しても症状の改善がみられない人。

(4)1〜2日間使用して症状の悪化がみられる人。
■相談すること
1.次の人は使用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください

(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。

(2)薬などによりアレルギー症状を起こしたことのある人。

(3)妊婦又は妊娠していると思われる人。

(4)授乳中の人。

(5)患部が広範囲にある人。

(6)高齢者。

2.使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに使用を中止し、この箱を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください

使用後,次の症状があらわれた場合


[関係部位:症状]

口腔内:白斑(カンジダ感染症が疑われる)、患部に黄色い膿(細菌感染症が疑われる)、味覚の異常、しびれ感

その他:アレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、浮腫等)


3.本剤使用後、次の症状があらわれた場合には、感染症による口内炎や他疾患による口内炎が疑われるので使用を中止し、医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください

発熱、食欲不振、全身倦怠感、リンパ節の腫脹、水疱(口腔内以外)、発疹・発赤、かゆみ、口腔内の患部が広範囲に広がる、目の痛み、かすみ目、外陰部潰瘍