健康生活の知恵袋
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「六君子湯エキス〔細粒〕65」の効果・効能と用法・分量

本方は、四君子湯に半夏と陳皮を加えた処方で、四君子湯の証の気虚(消化器の働きの低下しているもの)に痰飲(水毒)が加わった証の人に用いられ、成人、小児を問わず、胃の弱った人に使えるので、使いやすい処方といえます。

効能・効果

体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの次の諸症:胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐

用法・用量

次の量を食前又は食間に水又は温湯で服用してください。
(食間とは食後2〜3時間を指します。)

[年齢:分包剤(1回量):大入り剤(1回量):1日服用回数]
成人(15歳以上):1包:2.0g:3回
15歳未満7歳以上:2/3包:1.3g:3回
7歳未満4歳以上:1/2包:1.0g:3回
4歳未満2歳以上:1/3包:0.7g:3回
2歳未満:1/4包:0.5g以下:3回

成分分量

六君子湯エキス(1/2量): 4.7g(乾燥物換算で約2.1gに相当)

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください。
生後3ヵ月未満の乳児
■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。

3.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。