健康生活の知恵袋
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「五苓散料エキス〔細粒〕16」の効果・効能と用法・分量

本方は、胃の水分が吸収されないために起こる口のかわき、尿利減少、嘔吐などの水分代謝障害を治すのに使われます。また、暑気あたり、水様性下痢にも使われ、夏には必要な漢方処方でもあります。

効能・効果

体力に関わらず使用でき、のどが渇いて尿量が少ないもので、めまい、はきけ、嘔吐、腹痛、頭痛、むくみなどのいずれかを伴う次の諸症:水様性下痢、急性胃腸炎(しぶり腹のものには使用しないこと)、暑気あたり、頭痛、むくみ、二日酔

用法・用量

次の量を食前又は食間に水又は温湯で服用してください。
(食間とは食後2〜3時間を指します。)

[年齢:分包剤(1回量):大入り剤(1回量):1日服用回数]
大人(15才以上):1包:2.0g:3回
15才未満7才以上:2/3包:1.33g:3回
7才未満4才以上:1/2包:1.0g:3回
4才未満2才以上:1/3包:0.67g:3回
2才未満:1/4包:0.5g以下:3回

成分分量

五苓散エキス(2/3量): 3.7g(乾燥物換算で約1.85gに相当)

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
次の人は服用しないでください。
生後3ヵ月未満の乳児
■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人

2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ

3.1ヵ月位(急性胃腸炎、二日酔に服用する場合には5〜6回、水様性下痢、暑気あたりに服用する場合には5〜6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。