健康生活の知恵袋
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「ユビテンS」の効果・効能と用法・分量

ユビテンSの主成分ユビデカレノンは,からだの中にもともと存在する補酵素のひとつで,栄養素からエネルギーをつくる時にビタミンB群とともに働きます。
ユビデカレノンが減少すると,たくさんのエネルギーを必要とする心筋でのエネルギーが不足して,心臓のポンプ力が低下します。
ユビテンSは,低下した心筋のエネルギー産生を高めて,血液の送り出しをよくし,「動悸,息切れ,むくみ」を緩和します。

効能・効果

軽度な心疾患により,日常生活の身体活動を少し越えた時に起こる次の症状の緩和:動悸,息切れ,むくみ

用法・用量

次の量を食後に水またはお湯で服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15歳以上):1錠:1日3回
小児(15歳未満):服用しないこと

成分分量

ユビデカレノン: 30mg
ニコチン酸アミド: 20mg
リボフラビン: 6mg
酢酸d-α-トコフェロール: 10mg

使用上の注意

■してはいけないこと
[守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなる]
1.次の人は服用しないでください。
15歳未満の小児
2.本剤を服用している間は,次の医薬品を服用しないでください。
他の強心薬等
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療又は指示を受けている人
(2)心臓の病気で医師の治療又は指示を受けている人
(3)妊婦又は妊娠していると思われる人
2.高血圧症,呼吸器の病気,腎臓の病気,甲状腺の病気,貧血などによっても,「動悸,息切れ,むくみ」等の症状が起こることがありますので,これらの持病のある人は,服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
3.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この説明書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・かゆみ
消化器:胃部不快感,食欲不振,吐き気

4.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この説明書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
下痢
5.本剤の服用により,症状が消失した場合には,いったん服用を中止し,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
6.本剤を服用して,症状が服用前より悪くなった場合(動悸やむくみが生じた場合等)は,服用を中止して,医師に相談してください。