健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

「ペアコール咳止めシロップS」の効果・効能と用法・分量

「せき」はのどや気管支の炎症などによって起こります。「せき」が頻発したり,長く続くとのどを痛めたり,声がかれたりします。さらにはそれだけでなく,睡眠をさまたげ,体力を消耗させ,ひいては病気に対する抵抗力を低下させます。
ペアコール咳止めシロップSは「せき」の中枢に作用する成分,気管支を拡張させて「せき」をしずめる成分,「たん」をうすめてはき出しやすくする成分などを配合していますので「せき」や「たん」にすぐれた効果を期待できます。

効能・効果

せき,たん

用法・用量

次の1回量を添付の目盛り付きコップで量り,1日3回毎食後及び必要に応じて,就寝前に服用してください。
また,1日6回まで服用しても支障ありませんが,その場合は約4時間の間隔をおいて服用してください。

[年齢:1回量]

15歳以上:10mL

12歳以上15歳未満:6.5mL

12歳未満:服用しないでください

成分分量

ジヒドロコデインリン酸塩: 30mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩: 75mg
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩: 6mg
グアヤコールスルホン酸カリウム: 270mg
無水カフェイン: 120mg
カンゾウエキス: 625mg
キキョウエキス: 350mg
セネガ流エキス: 0.6mL

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないこと
12歳未満の小児
2.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も使用しないでください
他の鎮咳去痰薬,かぜ薬,鎮静薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
3.服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気等があらわれることがあります。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けてください
5.過量服用・長期連用しないでください
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください

(1)医師の治療を受けている人。

(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。

(3)高齢者。

(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。

(5)次の症状のある人。

高熱,むくみ,排尿困難

(6)次の診断を受けた人。

心臓病,高血圧,糖尿病,腎臓病,緑内障,甲状腺機能障害,呼吸機能障害,閉塞性睡眠時無呼吸症候群,肥満症


2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください


[関係部位:症状]

皮膚(ふ):発疹・発赤,かゆみ

消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振

精神神経系:めまい

泌尿器:排尿困難


まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。


[症状の名称:症状]

偽アルドステロン症ミオパチー:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。

再生不良性貧血:青あざ,鼻血,歯ぐきの出血,発熱,皮膚や粘膜が青白くみえる,疲労感,動悸,息切れ,気分が悪くなりくらっとする,血尿等があらわれる。

無顆粒球症:突然の高熱,さむけ,のどの痛み等があらわれる。

呼吸抑制:息切れ,息苦しさ等があらわれる。


3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください

便秘,口のかわき,眠気

4.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください