健康生活の知恵袋
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「フマテックス乳剤」の効果・効能と用法・分量

効能・効果

ハエ成虫,ハエ幼虫(ウジ),蚊成虫,蚊幼虫(ボウフラ),ゴキブリ(油虫),ノミ,ナンキンムシ,イエダニの防除

用法・用量

目的に応じて水で希釈し,一般に害虫の生息又は発生場所に対して使用してください。
●ハエ・蚊成虫
直接噴霧:通常,10倍液を成虫に向けて適宜噴霧してください。この際,過剰な使用を避けてください。
残留噴霧:1m2につき10倍液50mLをハエや蚊のよく止まる天井や壁等の全面に,あらかじめ噴霧してください。
●ハエ幼虫(ウジ):1m2につき200倍液2Lを幼虫の発生場所に散布してください。ゴミや堆肥の場合は,よく内部までしみ込むように400倍に希釈して散布量を2倍としてください。
●蚊幼虫(ボウフラ):発生場所の水量1m3につき本剤の20〜40mL(有効成分1〜2ppm)を,適宜水で希釈して散布してください。
●ゴキブリ(油虫):1m2につき5倍液50mLの割合で重点的に,ゴキブリの潜み場所あるいはよくはい回る場所に残留塗布または噴霧してください。
●ノミ,ナンキンムシ,イエダニ:1m2につき5倍液50mLの割合で使用してください。

成分分量

フェンチオン: 5%

使用上の注意

注意−人体に使用しないこと
■してはいけないこと
●薬剤を口や目に入れないこと。
●希釈するときは,水がはね返らないようにして均一に攪拌し,手や指で直接かき混ぜるようなことはしないこと。小分けしたり希釈する容器は専用のものとし,他と兼用しないこと。
■相談すること
●万一,誤って薬剤を飲み込んだ場合は,吐かせずに直ちに医師の診察を受けること。
●薬剤の使用により頭痛,目や喉の痛み,咳,めまい,吐気,気分が悪くなった場合などには,直ちに使用を中止し,清浄な空気の場所で安静にして,医師の診察を受けること。
●医師の診察を受ける際には,本剤が有機溶剤を含む製剤であること,および使用薬剤の名称,成分名,症状,被曝状況について出来るだけ詳細に医師へ告げること。
その他の注意
■その他の注意
●漏洩した場合には次のように処置すること。
(1)薬剤が漏洩した場合は,吸収性の媒体,例えば砂,軽石,布,オガクズなどに吸着させ,広がりを阻止して回収すること。
(2)漏洩した薬剤が井戸,池,河川などの水系に流入した場合は,直ちに警察または保健所に届け出ること。
●火災事故の場合は,薬剤が燃焼すると有害なガスが発生するおそれがあるので,人を避難させること。