健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

「ピロットA錠」の効果・効能と用法・分量

ピロットA錠は、かゆみを抑える抗ヒスタミン剤(メキタジン)に、3種のビタミン(ビタミンB2、
ビタミンB6、ニコチン酸アミド)を配合したアレルギー用薬で、鼻炎、しっしんによる
かゆみなどに効果を発揮します。

効能・効果

鼻炎、湿疹・かぶれによるかゆみ、じんましん

用法・用量

次の1回量を1日2回(朝・夕)服用してください。

[年齢:1回量]
15才以上:2錠
15才未満:服用しないこと

成分分量

メキタジン: 4mg
リボフラビン: 12mg
ピリドキシン塩酸塩: 30mg
ニコチン酸アミド: 60mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる。)
1.次の人は服用しないでください。
本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。
他のアレルギー用薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬、乗物酔い薬等)
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
(眠気等があらわれることがある。)
4.服用前後は飲酒しないでください。
5.長期連用しないでください。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)授乳中の人。
(4)高齢者。
(5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。
排尿困難
(7)次の診断を受けた人。
緑内障
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この添付文書を
持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振、腹痛
精神神経系:頭痛、ふらふら感
泌尿器:排尿困難

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):
服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の
混濁等があらわれる。
肝機能障害:
発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
血小板減少:
血液中の成分である血小板の数が減ることにより、鼻血、歯ぐきからの出血、青あざ等の出血症状があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用
を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
口のかわき、眠気
4.5〜6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この添付文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。