健康生活の知恵袋
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「サリドンA」の効果・効能と用法・分量

1.優れた効果を発揮するイソプロピルアンチピリン(ピリン系)を配合した解熱鎮痛薬です。
2.1回1錠(15歳以上)の服用で速く効く,服用しやすいカプレット(カプセル型の錠剤)です。

効能・効果

〇頭痛・歯痛・月経痛(生理痛)・神経痛・関節痛・腰痛・肩こり痛・抜歯後の疼痛・咽喉(いんこう)痛・耳痛・筋肉痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
〇悪寒(おかん)・発熱時の解熱

用法・用量

次の量を,水又はお湯で服用して下さい。

[年齢:1回量:1日服用回数]
15歳以上:1錠:3回を限度とし,なるべく空腹時をさけて服用して下さい。(服用間隔は4時間以上おいて下さい)
8歳以上15歳未満:1/2錠:3回を限度とし,なるべく空腹時をさけて服用して下さい。(服用間隔は4時間以上おいて下さい)
8歳未満:服用しないで下さい。

成分分量

イソプロピルアンチピリン(ピリン系): 150mg
エテンザミド: 250mg
カフェイン水和物: 50mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないで下さい。
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
(2)本剤又は他の解熱鎮痛薬,かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人
2.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も服用しないで下さい。
他の解熱鎮痛薬,かぜ薬,鎮静薬
3.服用前後は飲酒しないで下さい。
4.長期連用しないで下さい。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)水痘(水ぼうそう)若しくはインフルエンザにかかっている又はその疑いのある乳・幼・小児(15歳未満)
(4)高齢者
(5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(6)次の診断を受けた人:心臓病,腎臓病,肝臓病,胃・十二指腸潰瘍
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ,はれ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振
精神神経系:めまい
その他:過度の体温低下

まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり,急激に悪化する。
中毒性表皮壊死融解症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり,急激に悪化する。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
ぜんそく:息をするときゼーゼー,ヒューヒューと鳴る,息苦しい等があらわれる。
再生不良性貧血:青あざ,鼻血,歯ぐきの出血,発熱,皮膚や粘膜が青白くみえる,疲労感,動悸,息切れ,気分が悪くなりくらっとする,血尿等があらわれる。
無顆粒球症:突然の高熱,さむけ,のどの痛み等があらわれる。

3.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。