健康生活の知恵袋
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「コンコン咳止め液」の効果・効能と用法・分量

●コンコン咳止め液は,せきの中枢にはたらいてせきの発作をおさえ,気管支を広げてせきをしずめます。またアレルギー性のせきや,たんを伴うせきにも優れた効果をあらわします。
●コンコン咳止め液は,苦味をおさえたのみやすいシロップ剤で,不快なせきやたんを早くおさえます。

効能・効果

せき,たん

用法・用量

[年齢:1回量]
15歳以上:10mL
12歳以上15歳未満:6mL
12歳未満:服用しないこと

通常1日3回食後に服用してください。場合により1日6回まで服用しても差し支えありませんが,その場合は原則として約4時間の間隔をおいて服用してください。(添付の計量カップをご使用ください。)

成分分量

ジヒドロコデインリン酸塩: 30mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩: 45mg
ノスカピン塩酸塩水和物: 45mg
ジプロフィリン: 120mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩: 12mg
無水カフェイン: 75mg
グアイフェネシン: 225mg
セネガ流エキス: 0.9mL

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなる)
1. 次の人は服用しないこと
12歳未満の小児。
2.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も使用しないこと
他の鎮咳去痰薬,かぜ薬,鎮静薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
3.服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないこと
(眠気等があらわれることがある。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けること
5.過量服用・長期連用しないこと
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)高齢者。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人。
高熱,排尿困難
(6)次の診断を受けた人。
心臓病,高血圧,糖尿病,緑内障,甲状腺機能障害,てんかん,呼吸機能障害,閉塞性睡眠時無呼吸症候群,肥満症
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振
精神神経系:めまい
循環器:動悸
泌尿器:排尿困難

まれに次の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。

[症状の名称:症状]
再生不良性貧血:青あざ,鼻血,歯ぐきの出血,発熱,皮膚や粘膜が青白くみえる,疲労感,動悸,息切れ,気分が悪くなりくらっとする,血尿等があらわれる。
無顆粒球症:突然の高熱,さむけ,のどの痛み等があらわれる。
呼吸抑制:息切れ,息苦しさ等があらわれる

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
便秘,口のかわき,眠気
4.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること