健康生活の知恵袋
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「コバドリンA錠a」の効果・効能と用法・分量

セキは気管に入った異物や老廃物を、タンとして体外へ排出する作用を助けますが、セキはジェット機にたとえられるほど呼気が激しいので、エネルギ−をひどく消耗し、ただでさえ衰弱している患者の体力を一層衰えさせます。また就寝時のセキは不眠の原因となります。
従ってセキを伴う諸種の病気の治療に際しては、まず適切な鎮咳・去痰剤の服用がたいせつです。
コバドリンA錠aは、苦しい咳を鎮め、タンを切るのに必要な薬剤を適正量配合した淡黄色の錠剤です。

効能・効果

せき、たん

用法・用量

下記の量を食後水又はお湯と一緒に服用してください。

[年齢:1回量: 1日服用回数]
大人(15歳以上):2錠:1日3回
12歳以上15歳未満:1錠:1日3回
12歳未満:服用しないこと

成分分量

dl-メチルエフェドリン塩酸塩: 75mg
ジヒドロコデインリン酸塩: 21mg
グアイフェネシン: 300mg
ジフェンヒドラミンサリチル酸塩: 81mg
無水カフェイン: 150mg
カンゾウ末: 300mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
1.次の人は服用しないでください。
12歳未満の小児
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。
他の鎮咳去痰薬、かぜ薬、鎮静薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギ−用薬)
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
(眠気等があらわれることがあります)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は、授乳を避けてください。
5.過量服用・長期連用しないでください。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)高齢者
(4)薬などによりアレルギ−症状を起こしたことがある人
(5)次の症状のある人 高熱、排尿困難
(6)次の診断を受けた人 心臓病、高血圧、糖尿病、緑内障、甲状腺機能障害、呼吸機能障害、閉塞性睡眠時無呼吸症候群、肥満症

2.服用後次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤、かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系:めまい
泌尿器:排尿困難

まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
呼吸抑制:息切れ、息苦しさ等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
便秘、口のかわき、眠気

4.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。