健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

「カイン」の効果・効能と用法・分量

カインは解熱・鎮痛・消炎薬として効果がある「アスピリン」と,かぜの解熱,のどの痛み等に鎮痛作用を発揮する「アセトアミノフェン」及び疲労感を除き,精神機能を活発にし,利尿作用を有する「カフェイン」に緑茶末を配合したかぜ薬です。

効能・効果

かぜの諸症状(悪寒・発熱・頭痛・関節の痛み・のどの痛み)の緩和

用法・用量

次の用量を食後30分以内に服用してください。

[年齢:1回量:1日の服用回数]
大人(15歳以上):1包:3回まで
小児(15歳未満):服用しないこと

成分分量

アスピリン: 850mg
アセトアミノフェン: 390mg
カフェイン水和物: 50mg

使用上の注意

■使用上の注意
■してはいけないこと
(守らないと現在の状態が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなる)
1.次の人は服用しないこと
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)本剤又は他のかぜ薬,解熱鎮痛剤を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
(3)15歳未満の小児。
(4)出産予定日12週以内の妊婦。
2.本剤を使用している間は,次のいずれの医薬品も使用しないこと
他のかぜ薬,解熱鎮痛剤,鎮静薬,鎮咳去痰薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
3.服用前後は飲酒しないこと
4.長期連用しないこと
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,歯科医師,薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)授乳中の人。
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことのある人。
(5)次の症状がある人。  高熱
(6)次の診断を受けた人。  心臓病,肝臓病,腎臓病,胃・十二指腸潰瘍。
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮ふ:発疹・発赤,かゆみ,青あざができる
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振,胸やけ,胃もたれ,胃腸出血,腹痛,下痢,血便
精神神経系:めまい
その他:鼻血,歯ぐきの出血,出血が止まりにくい,出血,発熱,のどの痛み,背中の痛み,過度の体温低下

まれに次の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診断を受けること。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群):高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)がでる,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
中毒性表皮壊死融解症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)がでる,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
急性汎発性発疹性膿疱症:高熱,目の充血,目やに,唇のただれ,のどの痛み,皮膚の広範囲の発疹・発赤,赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)がでる,全身がだるい,食欲がない等が持続したり,急激に悪化する。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腎障害:発熱,発疹,尿量の減少,全身のむくみ,全身のだるさ,関節痛(節々が痛む),下痢等があらわれる。
間質性肺炎:階段を上がったり,少し無理をすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等がみられ,これらが急にあらわれたり,持続する。
ぜんそく:息をするときゼーゼー,ヒューヒューとなる,息苦しい等がある。
再生不良性貧血:青あざ,鼻血,歯ぐきの出血,発熱,皮膚や粘膜が青白く見える,疲労感,動悸,息切れ,気分が悪くなりくらっとする,血尿等があらわれる。

3.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
その他の注意
その他の注意