健康生活の知恵袋
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「エスパーロン感冒薬」の効果・効能と用法・分量

「かぜ」にかかると全身に倦怠感が強く現われ、お仕事や家事など日常生活に支障をきたし、さらに体力を消耗して思わぬ病気をひき起すもとともなります。
エスパーロン感冒薬は古くから「かぜ」に用いられている漢方薬「香蘇散」を配合した非ピリン系のかぜ薬です。「香蘇散」をはじめ各成分が協力的に働いて、鼻水、鼻づまり、せき、たん、悪寒、発熱、頭痛などの「かぜの諸症状」を緩和します。

効能・効果

かぜの諸症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛み、せき、たん、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

用法・用量

次の量を食後約30分以内に服用すること。

[年齢:1回量:1日服用回数]
大人(15才以上) 1回1包 1日3回
11才以上15才未満 1回2/3包 1日3回
7才以上11才未満 1回1/2包 1日3回
3才以上7才未満 1回1/3包 1日3回
3才未満 使用しないこと

成分分量

: dl‐メチルエフェドリン塩酸塩
: エテンザミド
: アセトアミノフェン
: クロルフェニラミンマレイン酸塩
: 無水カフェイン
香蘇散: 2,200mg

使用上の注意

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる)
1.次の人は服用しないこと
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人
(2)本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人
2.本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないこと
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等)
3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと(眠気等があらわれることがある)
4.服用前後は飲酒しないこと
5.長期連用しないこと
1.次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)授乳中の人
(4)水痘(水ぼうそう)若しくはインフルエンザにかかっている又はその疑いのある乳・幼・小児(15才未満)
(5)高齢者
(6)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(7)次の症状のある人
高熱、排尿困難
〈8)次の診断を受けた人
甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍、緑内障
2.服用後、次の症状があらわれた場合は、副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系:めまい
泌尿器:排尿困難
その他:過度の体温低下

まれに下記の重篤な症状が起こる場合があります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんま疹、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症:高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
肝機能障害:発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
間質性肺炎:階段を登ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
腎障害:発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
再生不良性貧血:青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白く見える、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
無顆粒球症:突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
ぜんそく:息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。

3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
口の渇き、眠気
4.5〜6回服用しても症状が良くならない場合は服用を中止し、この文書を持って、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること