健康生活の知恵袋
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「「クラシエ」漢方茵ちん蒿湯エキス顆粒」の効果・効能と用法・分量

●「茵ちん蒿湯」は,漢方の古典といわれる中国の医書「傷寒論(ショウカンロン)」の陽明病篇と「金匱要略(キンキヨウリャク)」の黄疸篇に収載されている薬方です。漢方では消化管や内臓器の炎症を裏熱といい,裏熱の状態になると口が渇き,尿の量が少なくなったり,便秘したり,体がかゆくなったり,又口内粘膜が炎症をおこし痛みます。
●口渇があり,尿量が少なく,便秘する方のじんましん,口内炎,湿疹・皮膚炎,皮膚のかゆみに効果があります。

効能・効果

体力中等度以上で,口渇があり,尿量少なく,便秘するものの次の諸症:じんましん,口内炎,湿疹・皮膚炎,皮膚のかゆみ

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15才以上):1包:3回
15才未満7才以上:2/3包:3回
7才未満4才以上:1/2包:3回
4才未満:服用しないこと

成分分量

茵ちん蒿湯エキス粉末M: 700mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります)
1.本剤を服用している間は,次の医薬品を服用しないでください
他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けてください
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人,体の弱い人)
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人

2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
[関係部位:症状]
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振,胃部不快感,はげしい腹痛を伴う下痢,腹痛

まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
腸間膜静脈硬化症:長期服用により、腹痛、下痢、便秘、腹部膨満等が繰り返しあらわれる。

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
下痢

4.1週間位位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください

5.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください