健康生活の知恵袋
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「桔梗智辨妙音湯」の効果・効能と用法・分量

桔梗智辨 妙音湯は,解熱・鎮痛・抗炎症作用のあるサイコ・オウバク,鎮痛・鎮咳・去痰作用のあるカンゾウ,鎮痛作用のあるセンキュウ・トウキ,解熱作用のあるジオウ,鎮咳・去痰作用のあるバクモンドウ・バイモ・キョウニン,計9種の生薬を配合した煎じ薬です。

効能・効果

感冒・肺炎・肋膜炎(胸膜炎)・気管支カタルの熱を解し,咳を鎮め,胸痛を去る

用法・用量

成人(16歳以上)は,1日分1包に水630mLを加え,540mLに煎じつめ,その煎液を1日3回に分け,食間に服用してください。
小児は,次の割合で同様に服用してください。
8〜15歳:成人の1/2量
5〜7歳:成人の1/3量
3〜4歳:成人の1/6量
3ヵ月〜2歳:成人の1/10量
3ヵ月未満の乳児には,服用させないでください。
(食間服用とは,食事のあと,2時間ぐらいたったところで服用することをいいます。)

成分分量

サイコ: 1.5g
ジオウ: 1.5g
バクモンドウ: 2.5g
センキュウ: 1.5g
トウキ: 1g
オウバク: 0.5g
カンゾウ: 1.5g
キョウニン: 1.5g
バイモ: 2.5g

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなる。)
1.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も使用しないこと
他のかぜ薬,解熱鎮痛薬,鎮咳去痰薬
2.長期連用しないこと
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師または登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦または妊娠していると思われる人。
(3)高齢者
(4)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(5)次の症状のある人:高熱,むくみ
(6)次の診断を受けた人:高血圧,心臓病,腎臓病
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので,直ちに服用を中止し,この添付文書を持って医師,薬剤師または登録販売者に相談してください。
(1)服用後,次の症状があらわれた場合

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:食欲不振,胃部不快感,下痢,腹痛

まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
偽アルドステロン症:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。
ミオパチー:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。

3.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること