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「八味地黄丸「廣貫堂」」の効果・効能と用法・分量

八味地黄丸「廣貫堂」は,漢方の古典といわれる「金匱要略」に記載されている漢方処方で,「老人の冷えを伴う腰痛」,「手足のしびれ」,「むくみ又はかゆみ」の症状に用いられています。名前の通り,8種類の生薬で構成された丸剤です。

効能・効果

老人の冷えを伴う腰痛,手足のしびれ,むくみ又はかゆみ

用法・用量

次の量を,食前に水又は白湯にて服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):10丸:3回
15歳未満7歳以上:7丸:3回
7歳未満5歳以上:5丸:3回
5歳未満:服用しないでください

成分分量

ジオウ末: 1280mg
タクシャ末: 640mg
ブクリョウ末: 640mg
サンヤク末: 640mg
サンシュユ末: 640mg
ボタンピ末: 640mg
ケイヒ末: 213.4mg
ブシ末: 106.6mg

使用上の注意

■してはいけないこと
〔守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります〕
次の人は服用しないでください
(1)胃腸の弱い人。
(2)下痢しやすい人。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人。
(4)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この添付文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:食欲不振,胃部不快感,腹痛
その他:動悸,のぼせ,口唇・舌のしびれ

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この添付文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この添付文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください