健康生活の知恵袋
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「八味地黄丸 占部大観堂」の効果・効能と用法・分量

八味地黄丸は八味丸とも言われ,「金匱要略(きんきようりゃく)」という慢性病の治療を論じた漢方の古典に示された処方で,その名のとおり8種類の生薬が配合されています。
一般的には漢方では体力が無くなり精力が衰えることを腎虚(じんきょ)と言いますが,八味地黄丸は腎虚の症状に対する薬として用いられています。
「八味地黄丸占部大観堂」は,原典に基づき8種類の生薬末を蜂蜜で練り固めて丸剤にしております。

効能・効果

体力中等度以下で,疲れやすくて,四肢が冷えやすく,尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛,腰痛,しびれ,高齢者のかすみ目,かゆみ,排尿困難,残尿感,夜間尿,頻尿,むくみ,高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり,頭重,耳鳴り),軽い尿漏れ

用法・用量

1日3回食間に白湯又は清水にて服用してください。

[年齢:1回服用量:1日服用回数]
成人(15歳以上):25粒:3回
15歳未満:服用しないこと

成分分量

ジオウ: 1500mg
サンシュユ: 750mg
サンヤク: 750mg
タクシャ: 750mg
ブクリョウ: 750mg
ボタンピ: 750mg
ケイヒ: 250mg
ブシ末: 125mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります。)
次の人は服用しないでください。
(1)胃腸の弱い人
(2)下痢しやすい人
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人
(3)のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人
(4)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:食欲不振,胃部不快感,腹痛
その他:動悸,のぼせ,口唇・舌のしびれ

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
下痢
4.1ヵ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。