健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

「プリズマホルモン軟膏」の効果・効能と用法・分量

本品は男性ホルモンの分泌不足によっておきる勃起力減退,精力減退や男性更年期障害の各症状に対して,その治療を目的としてつくられた医薬品です。男性ホルモンは主に睾丸から分泌されますが,普通,加齢と共に睾丸の機能も衰え,その結果,体内の男性ホルモンが不足してきます。
有効成分のテストステロン(男性ホルモン)は局所に直接すり込むことにより,肝臓などへの負担も少なく男性ホルモンの不足を補い,上記症状の改善を期待することができます。

効能・効果

男性ホルモン分泌不足による神経衰弱諸症,男性更年期諸症,男性老衰現象の予防及び恢復(快復),恥部無毛症

用法・用量

表皮の薄い部位やその他の患部注)に清浄にして,1回約0.1g(小豆大)宛1日1〜2回手にとってすりこんでください。
注)その他の患部:亀頭部,陰嚢(睾丸)など

成分分量

テストステロン: 10mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります)
1.次の人は使用しないで下さい
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)ご使用前に本剤をチューブから5mm程度出し,内股などの皮膚のうすい所にすり込んで,翌日中に発疹,発赤,かゆみ,かぶれ,はれなどの症状があらわれた人。
(3)アンドロゲン依存性悪性腫瘍[例えば前立腺腫瘍,乳腫瘍(悪性)]及びその疑いのある人。
(4)女性。
(5)15歳未満の小児。
(6)排尿困難を伴う前立腺肥大のある人。
(7)前立腺検査※の結果,前立腺特異抗原(PSA)の値が2.0ng/mL以上の人(医師の判断に従って下さい)。
※有効成分(テストステロン)は前立腺腫瘍を進行させるおそれがあります。
a)特に50歳以上の男性は前立腺腫瘍の罹患率が高まるため,本剤のご使用前に前立腺検査を受ける必要があります。
b)継続的にご使用の人は定期的な検査を受ける必要があります。
c)検査の結果,異常があった場合には直ちに本剤のご使用を中止して,医師又は薬剤師に相談して下さい。
(8)睡眠時無呼吸症候群である人。
2.次の部位には使用しないで下さい
(1)目や目の周囲,粘膜(口腔,鼻腔等)。
(2)陰茎部先端(尿道口)。
(3)外傷,炎症,湿疹,ただれ,化膿などのある部位。
3.本剤を使用している間は,男性ホルモンを含んだいずれの医薬品も使用しないで下さい
4.使用者以外へ付着させないで下さい
(1)ご使用後は石鹸とぬるま湯で手を十分に洗って下さい。
(2)本剤を使用者以外の人に付着させないように注意して下さい。付着した場合は直ちに洗い流して下さい。
(3)塗布部が他の人と接触する可能性があるときは,塗布部を石鹸とぬるま湯で十分に洗い流して下さい。
■相談すること
1.次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談して下さい
(1)医師の治療を受けている人。
(2)前立腺肥大ではあるが,排尿困難を伴わない人。
(3)薬や化粧品などによりアレルギー症状(発疹・発赤,かゆみ,かぶれ,はれ等)を起こしたことがある人。
(4)重度の心臓病,腎臓病,肝臓病,高血圧又はその既往歴のある人。
2.使用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに使用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい

[関係部位:症状]
皮膚(塗った所):発疹・発赤,はれ,かぶれ,かゆみ,水疱,にきび

3.1ヶ月くらい使用しても症状の改善がみられない場合は,この文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい
4.誤った使い方をしてしまった場合は,この文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい