健康生活の知恵袋
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「ビタクール葛根湯顆粒」の効果・効能と用法・分量

●「葛根湯」とは漢方の古典「傷寒論(しょうかんろん)」「金匱要略(きんきようりゃく)」に記載されている処方です。本剤は,日本薬局方収載「葛根湯エキス」の中でも生薬1日最大量25gから抽出したエキスを飲みやすい顆粒にした満量処方の漢方エキス製剤です。
●かぜのひきはじめで,発熱して体がゾクゾクし,寒気がある症状に効果があります。
●葛根湯製剤ですので,眠くなる成分は入っておりません。

効能・効果

体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの),鼻かぜ,鼻炎,頭痛,肩こり,筋肉痛,手や肩の痛み

用法・用量

次の量を,食前又は食間に水又は白湯で服用してください。

[年齢:1回量:服用回数]
成人(15才以上):1包:1日3回
7才〜14才:2/3包:1日3回
4才〜6才:1/2包:1日3回
2才〜3才:1/3包:1日3回
2才未満:1/4包:1日3回

成分分量

葛根湯エキス: 4.34g

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなる)
次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人,体の弱い人)。
(4)胃腸の弱い人。
(5)発汗傾向の著しい人。
(6)高齢者。
(7)今までに薬などにより発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。
(8)次の症状のある人。
むくみ,排尿困難
(9)次の診断を受けた人。
高血圧,心臓病,腎臓病,甲状腺機能障害
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気,食欲不振,胃部不快感

まれに次の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
[症状の名称:症状]
偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。

3.1ヵ月位(感冒の初期,鼻かぜ,頭痛に服用する場合には5〜6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
4.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること