健康生活の知恵袋
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「パピナリン」の効果・効能と用法・分量

パピナリンは,アミノ安息香酸エチルおよびプロカイン塩酸塩の鎮痛作用,フェノール,アクリノール水和物およびホモスルファミンの殺菌作用などにより,耳鳴,耳漏,耳掻痒,耳痛,外聴道炎,中耳炎に効果を発揮します。

効能・効果

耳漏,耳痛,耳そう痒,外聴道炎,耳鳴,中耳炎

用法・用量

1回に1〜3滴を耳内に滴下するか,精製綿(脱脂綿)を小球として本液を浸して耳内に挿入して下さい。
[使用方法]
1.点耳する場合
耳を上に向けて横になって下さい。スポイトに薬液をとり,スポイトを耳の入口の壁に密着させて1回1〜3滴点耳して下さい。
2.精製綿(脱脂綿)を使用する場合
精製綿(脱脂綿)を小豆大に丸めて薬液を浸し,ピンセットで耳の入口に挿入して下さい。綿が乾いたら取り出して下さい。
3.小児に使用する場合
綿棒に精製綿(脱脂綿)を小さく巻き,薬液を少量浸して耳の入口に軽く塗布して下さい。
※1日1〜2回を目安にご使用下さい。

成分分量

フェノール: 2.00g
アミノ安息香酸エチル: 0.30g
プロカイン塩酸塩: 0.30g
アクリノール水和物: 0.10g
ホモスルファミン: 0.10g

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなります)
1.長期連用しないで下さい
2.点耳用にのみ使用し,眼や鼻に使用しないで下さい
■相談すること
1.次の人は使用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい
(1)医師の治療を受けている人。
(2)薬などによりアレルギー症状(例えば発疹・発赤,かゆみ等)を起こしたことがある人。
(3)鼓膜が破れている人。
(4)患部が化膿している人。
2.使用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに使用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい

[関係部位:症状]
耳:化膿症状,はれ,刺激感
皮膚:発疹・発赤,かゆみ

3.5〜6日間使用しても症状がよくならない場合は,使用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい