健康生活の知恵袋
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「ニタンダ紫雲膏」の効果・効能と用法・分量

「紫雲膏」は,江戸時代の名医「華岡青洲」が処方した漢方の軟膏として有名です。主成分「紫根」は“ムラサキ”の根で,消炎,解毒,殺菌作用があります。
この紫根を煎じると,鮮明な赤紫色となり,これがそのまま本剤の色となっています。
「紫雲膏」は,切り傷,あかぎれ,やけどなどいろいろな皮膚疾患に用いられ,特に肉芽形成を促進しますので,患部の治癒を早めます。

効能・効果

軽度の外傷・火傷,ただれ,痔の痛み,ひび,あかぎれ,しもやけ

用法・用量

1日数回患部に塗布または塗擦,あるいはガーゼなどに延ばしてはる。

成分分量

シコン: 3g
トウキ: 2g
ゴマ油: 25g
ミツロウ: 8.75g
豚脂: 0.75g

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります。)
次の人は使用しないで下さい。
(1)本剤又は本剤の成分によるアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)湿潤・ただれ・やけど・外傷のひどい人。
(3)傷口が化膿している人。
(4)患部が広範囲の人。
■相談すること
1.次の人は使用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。
医師の治療を受けている人。
2.使用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに使用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談して下さい。

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ