健康生活の知恵袋
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「ニコチネル ミント」の効果・効能と用法・分量

●ニコチネル ミントはタバコをやめたい人のための医薬品です。
●禁煙時のイライラ・集中困難などの症状を緩和し,禁煙を成功に導く事を目的とした禁煙補助薬です。
(タバコを嫌いにさせる作用はありません。)
●徐々に使用量を減らすことで,約3ヵ月であなたを無理のない禁煙へ導きます。
●タバコを吸ったことのない人及び現在タバコを吸っていない人は,身体に好ましくない作用を及ぼしますので使用しないでください。
●糖衣タイプでペパーミント風味のニコチンガム製剤です。

効能・効果

禁煙時のイライラ・集中困難・落ち着かないなどの症状の緩和

用法・用量

タバコを吸いたいと思ったとき,1回1個をゆっくりと間をおきながら,30〜60分間かけてかみます。 1日の使用個数は下記を目安とし,通常,1日4〜12個から始めて適宜増減しますが,1日の総使用個数は24個を超えないでください。 禁煙になれてきたら(1ヵ月前後),1週間ごとに1日の使用個数を1〜2個ずつ減らし,1日の使用個数が1〜2個となった段階で使用をやめます。 なお,使用期間は3ヵ月をめどとします。
●1回量:1個
●1日最大使用個数:24個
●使用開始時の1日の使用個数の目安
[禁煙前の1日の喫煙本数:1日の使用個数]
20本以下:4〜6個,21〜30本:6〜9個,31本以上:9〜12個

成分分量

ニコチン: 2mg

使用上の注意

■してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり,副作用が起こりやすくなります。)
1. 次の人は使用しないでください。
(1) 非喫煙者〔タバコを吸ったことのない人及び現在タバコを吸っていない人〕(吐き気,めまい,腹痛などの症状があらわれることがあります。)
(2) すでに他のニコチン製剤を使用している人
(3) 妊婦又は妊娠していると思われる人
(4) 重い心臓病を有する人
1)3ヵ月以内に心筋梗塞の発作を起こした人
2)重い狭心症と医師に診断された人
3)重い不整脈と医師に診断された人
(5) 急性期脳血管障害(脳梗塞,脳出血等)と医師に診断された人
(6) うつ病と診断されたことのある人(禁煙時の離脱症状により,うつ症状を悪化させることがあります。)
(7) 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状(発疹・発赤,かゆみ,浮腫等)を起こしたことがある人
(8) あごの関節に障害がある人
2. 授乳中の人は本剤を使用しないか,本剤を使用する場合は授乳を避けてください。
(母乳中に移行し,乳児の脈が速まることが考えられます。)
3. 本剤を使用中及び使用直後は,次のことはしないでください。(吐き気,めまい,腹痛などの症状があらわれることがあります。)
(1) ニコチンパッチ製剤の使用
(2) 喫煙
4. 6ヵ月を超えて使用しないでください。
■相談すること
1. 次の人は使用前に医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1) 医師又は歯科医師の治療を受けている人
(2) 他の薬を使用している人(他の薬の作用に影響を与えることがあります。)
(3) 高齢者及び20才未満の人
(4) 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
(5) 次の症状のある人
腹痛,胸痛,口内炎,のどの痛み・のどのはれ
(6) 医師から次の診断を受けた人
心臓疾患(心筋梗塞,狭心症,不整脈),脳血管障害(脳梗塞,脳出血等),末梢血管障害(バージャー病等),高血圧,甲状腺機能障害,褐色細胞腫又はパラガングリオーマ,糖尿病(インスリン製剤を使用している人),咽頭炎,食道炎,胃・十二指腸潰瘍,肝臓病,腎臓病(症状を悪化させたり,現在使用中の薬の作用に影響を与えることがあります。)
2. 使用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに使用を中止し,この説明文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。

[関係部位:症状]
口・のど:口内炎,のどの痛み
消化器:吐き気・嘔吐,腹部不快感,胸やけ,食欲不振,下痢
皮ふ:発疹・発赤,かゆみ
精神神経系:頭痛,めまい,思考減退,眠気
循環器:動悸
その他:胸部不快感,胸部刺激感,顔面潮紅,顔面浮腫,気分不良

3. 使用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,使用を中止し,この説明文書を持って医師,歯科医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(1) 口内・のどの刺激感,舌の荒れ,味の異常感,唾液増加,歯肉炎
(ゆっくりかむとこれらの症状は軽くなることがあります。)
(2) あごの痛み
(他に原因がある可能性があります。)
(3) しゃっくり,げっぷ
4. 誤って定められた用量を超えて使用したり,小児が誤飲した場合には,次のような症状があらわれることがありますので,その場合には,直ちに医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
吐き気,唾液増加,腹痛,下痢,発汗,頭痛,めまい,聴覚障害,全身脱力(急性ニコチン中毒の可能性があります。)
5. 3ヵ月を超えて継続する場合は,医師,薬剤師又は登録販売者に相談してください。
(長期・多量使用によりニコチン依存が本剤に引き継がれることがあります。)
       
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