健康生活の知恵袋
巷で話題の健康情報を紹介しています。

「ウチダの麦門冬湯」の効果・効能と用法・分量

ウチダの麦門冬湯は漢方処方にしたがって,生薬を配合した煎じ薬で,特異な芳香があります。

効能・効果

体力衰えて皮膚枯燥し,のぼせてのどに異物感,乾燥感,刺激感などがあり,下からこみあげてくるような強い咳嗽をし顔面紅潮するもので,通常喀痰は少量でねばく喀出困難なもの:気管支炎,気管支ぜんそく,咽のど炎,胸部疾患の咳嗽,百日咳,妊娠咳,しゃっくり。

*「咳嗽(がいそう)」とは痰のある咳を指します.

*「喀痰(かくたん)」とは吐いた痰を指します.

用法・用量

[年齢:1日量]
大人(15歳以上):1袋(1日分)につき水600mL(約3合3勺)を加え,あまり強くない火にかけ300mL(約1合7勺)に煮つめ,袋をとり出し,2〜3回に分けて食前1時間または食間空腹時に温服する。
15歳未満:服用しないこと

成分分量

バクモンドウ: 10g
ハンゲ: 5g
コウベイ: 5g
タイソウ: 3g
ニンジン: 2g
カンゾウ: 2g

使用上の注意

■相談すること
1.次の人は服用前に医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人.
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人.
(3)水様性の痰の多い人.
(4)高齢者
(5)次の症状のある人.
むくみ
(6)次の診断を受けた人.
高血圧,心臓病,腎臓病


2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ

まれに下記の重篤な症状が起こることがある.
その場合は直ちに医師の診療を受けること。

[症状の名称:症状]
間質性肺炎:階段を上ったり,少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる,空せき,発熱等が見られ,これらが急にあらわれたり,持続したりする.
偽アルドステロン症、ミオパチー:手足のだるさ,しびれ,つっぱり感やこわばりに加えて,脱力感,筋肉痛があらわれ,徐々に強くなる.
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる.

3.1ヵ月位(からぜきに服用する場合には1週間位)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること

4.長期連用する場合には,医師,薬剤師又は登録販売者に相談すること