健康生活の知恵袋
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「アネトンせき止め顆粒」の効果・効能と用法・分量

アネトンせき止め顆粒はいろいろな原因で起こる“せき”をしずめ“たん”の切れをよくします。

効能・効果

せき,たん

用法・用量

次の量を,水又はお湯で服用してください。

[年齢:1回量:1日服用回数]
成人(15歳以上):1包:3回(食後)。さらに就寝前に1回服用することができます。
12歳以上15歳未満:2/3包:3回(食後)。さらに就寝前に1回服用することができます。
12歳未満:服用しないでください。

成分分量

コデインリン酸塩水和物: 60mg
dl-メチルエフェドリン塩酸塩: 40mg
テオフィリン: 160mg
グアヤコールスルホン酸カリウム: 270mg
クロルフェニラミンマレイン酸塩: 8mg

使用上の注意

■してはいけないこと
【守らないと現在の症状が悪化したり,副作用・事故が起こりやすくなります】
1.次の人は服用しないでください
(1)本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(2)12歳未満の小児。
2.本剤を服用している間は,次のいずれの医薬品も使用しないでください
他の鎮咳去痰薬,かぜ薬,鎮静薬,抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬,乗物酔い薬,アレルギー用薬等)
3.服用後,乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気等があらわれることがあります。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか,本剤を服用する場合は授乳を避けてください
5.過量服用・長期連用しないでください
(倦怠感や虚脱感等があらわれることがあります。)
■相談すること
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)発熱している小児。
(4)けいれんを起こしたことがある小児。
(5)高齢者。
(6)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(7)次の症状のある人。
高熱,排尿困難
(8)次の診断を受けた人。
心臓病,高血圧,糖尿病,緑内障,甲状腺機能障害,てんかん,呼吸機能障害,閉塞性睡眠時無呼吸症候群,肥満症
2.服用後,次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので,直ちに服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください

[関係部位:症状]
皮膚:発疹・発赤,かゆみ
消化器:吐き気・嘔吐,食欲不振,胃腸出血
精神神経系:めまい,意識の低下,けいれん
循環器:動悸
呼吸器:呼吸が荒い
泌尿器:排尿困難
その他:貧血,からだがだるい

まれに次の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

[症状の名称:症状]
ショック(アナフィラキシー):服用後すぐに,皮膚のかゆみ,じんましん,声のかすれ,くしゃみ,のどのかゆみ,息苦しさ,動悸,意識の混濁等があらわれる。
肝機能障害:発熱,かゆみ,発疹,黄疸(皮膚や白目が黄色くなる),褐色尿,全身のだるさ,食欲不振等があらわれる。
横紋筋融解症:手足・肩・腰等の筋肉が痛む,手足がしびれる,力が入らない,こわばる,全身がだるい,赤褐色尿等があらわれる。
再生不良性貧血:青あざ,鼻血,歯ぐきの出血,発熱,皮膚や粘膜が青白くみえる,疲労感,動悸,息切れ,気分が悪くなりくらっとする,血尿等があらわれる。
無顆粒球症:突然の高熱,さむけ,のどの痛み等があらわれる。
呼吸抑制:息切れ,息苦しさ等があらわれる。

3.服用後,次の症状があらわれることがあるので,このような症状の持続又は増強が見られた場合には,服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
便秘,口のかわき,眠気
4.5〜6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し,この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください