菱形筋の筋トレで慢性的な肩こりが解消した!!
慢性的でしつこい背中の肩こりは背中の筋トレで解消します。じつは背中の肩こりの原因となっているのは菱形筋。この菱形筋と周辺の筋肉群をトレーニングすることで、しつこい肩こりが見事に消えてなくなりました。そのメカニズムと筋トレメニューを詳しく見ていきましょう。
目次
背中の肩こりは菱形筋が原因
菱形筋は、背骨と肩甲骨をつなぐ筋肉。肩甲骨を後ろに引く役目があります。そして、しつこい背中の肩こりが菱形筋に発生することがあるのです。
今回、背中の筋トレで解消した症例では、慢性的な肩こりが発生していたのは肩甲骨の下部と菱形筋のあいだあたり。筋肉の奥のほうに痛みを感じていて、背中に手を回してマッサージするとコリを感じていました。
肩こりマッサージ棒などで頻繁に筋肉をほぐしても痛みは解消しません。背中を伸ばすストレッチなどもやっていましたが、しつこい肩こりはなかなか解消しなかったのです。
それがスポーツジムで筋トレをするようになったら、しつこい痛みが徐々に解消。1か月ほどですっかり肩こりが解消してしまったのです。
菱形筋の筋トレで肩こりが解消
筋トレの中でも効果的だったのが、シーテッド・ロウイングという運動。足を伸ばして座った姿勢で、上半身を固定して腕を後ろに引く筋トレです。肩甲骨を寄せるように引くのがポイント。おもに広背筋や僧帽筋、菱形筋といった肩甲骨周りの筋肉を鍛えることができます。
菱形筋におきていた筋肉の緊張を筋トレすることで解消。さらに僧坊筋や広背筋が鍛えられたことで、肩こりポイントの周辺をカバー。筋肉の緊張を緩和するのを補助してくれています。
慢性的な背中の肩こりに悩む人は、ぜひシーテッド・ロウイングによる筋トレを試してください。しっかり肩甲骨の動きを意識しながらトレーニングすれば、週1回の筋トレでも1か月もすれば肩こりが解消するはずです。
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