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4人に1人!肩こりは「下がり鎖骨」が原因

一口に「肩こり」といっても、実際には頭から首、肩、背中にかけての広範囲に現れる、筋肉が固まったような痛みの総称です。ひどくなると、疲れ目やめまいも重なって集中力も低下します。その原因として、いま「下がり鎖骨」が注目されているのです。



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4人に1人!肩こりは「下がり鎖骨」が原因


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下がり鎖骨は正式には胸郭出口症候群

肩こりがひどいときにチェックしたいのが「鎖骨」です。本来は体の中央から左右に伸びて、胸を広げるつっかえ棒の役目を果たしています。その鎖骨が、本来の「V字形」ではなく「水平」に近い状態の人は要注意です。

これは「下がり鎖骨」と呼ばれる状態。実際に、肩こりで診察に来た人の「4人に1人」に見られる症状といわれます。鎖骨のすぐ下は血管と神経の交差点。これが圧迫され血行が悪くなりやすくなります。

結果として肩の周りに老廃物がたまってしまい、こり症状が出てしまうのです。さらには神経に余計な力がかかり、手のしびれにつながることもあります。正式には「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」です。


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下がり鎖骨の改善にはブンブン体操

この「下がり鎖骨」のチェック方法は、まずはのどのくぼみから鎖骨に沿って指4本分の位置を見つけます。その位置で指をピースサインにして、鎖骨を挟むようにして上下を押すのです。このときに、腕のしびれやだるさを感じたら「下がり鎖骨」の可能性が大きいといいます。

「下がり鎖骨」の改善・予防には「ブンブン体操」が有効。1つは腕を回す運動です。足を軽く開いて立って前かがみになったら、ひじを上げてください。このとき、手の平は内側に向くようにします。この状態から、クロールの要領でひじを大きく回すのです。前後5回転ずつを1日3セット行います。

もう1つは体をスイングする運動です。足を軽く開いて前かがみになってひじを上げるまでは同じ。やはり手の平は内側に向けます。この状態から、大きなボールを抱えたイメージで、右ひじを上げて体を右にひねり、次に左ひじを上げて体を左にひねって…と、上体をゆっくり左右にスイングさせてください。肩と鎖骨と肩甲骨を一緒に動かす要領で、左右5回ずつを1日3セット行います。

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