1日1分で肩甲骨痛がスッキリ「肩こり体操」

多くの人を悩ませ続ける「肩こり」。そんな肩こりを1日1分でスッキリさせる方法があります。それが「肩こり体操」です。「首の付け根の肩こり」と「肩甲骨まわりの肩こり」を解消する体操を紹介しましょう。3月27日放送『スゴ腕の専門外来SP4』の「超人気の専門外来を徹底取材」で取り上げられていました。

首の付け根の肩こりを解消する体操

「首の付け根の肩こり」を解消する体操です。まずは足を肩幅くらいに広げて立ちます。耳の後ろのくぼんだところに、両手の親指の腹を軽く当てます。そこを基点に、手の平を後頭部に広げて押し当ててください。

ここから肘を閉じて、この状態でいったん呼吸を整えます。そして、大きく息を吸ったら、フーッと息を吐きながら肘を開いていきましょう。ここでまた大きく息を吸ったら、再び息を吐きながら肘を閉じていくのです。

大きく息を吸ったのちにフーッと吐きながら肘を開き、同様に大きく息を吸ったのちにフーッと吐きながら肘を閉じる…を繰り返します。これを毎日1分間繰り返すだけで、首の付け根のコリを解消できるのです。

続いては「肩甲骨の肩こり」を解消する体操です。筋肉トレーニングなどで使用するラバーチューブを使います。その端を結んで大きな輪を作っておきます。100円ショップなどでも販売されているので、気軽に利用できるでしょう。

ラバーチューブの輪を体の正面に持ってきて、8の字を作ります。そのまま両腕に8の字の輪の中に通して、肩のあたりまで持ってきます。そこから、胸の前に来る、チューブがクロスしている「ばってん」のところを頭の上を通して首の後ろに持っていくのです。

このようにラバーチューブをたすき掛けすることで、首や背中の筋肉を補強。正しい姿勢を脳に記憶させることができます。これで肩甲骨を正常な位置に保つことができるのです。

この状態で行う体操です。左足を50cmほど前に開きます。それとは反対側の右手を前方斜め上30度、左手は後方斜め下30度に広げるのです。ここで両腕をクッと伸ばすようにしたら、両方の手の平を外側にひねって、指をしっかり伸ばしてください。

この状態から、両方の腕を内側にキュッと入れて3秒カウント。今度は左右を入れ替えて、キュッと内側に入れて3秒カウントします。これを毎日1分間繰り返すことで、肩甲骨のコリが解消されるのです。