配合比は2:1!脳が若返るアロマの作り方
アロマの匂いを嗅ぐだけで、認知症予防・改善につながるという「アロマ療法」。たった1週間でその効果が現れるというから驚きです。気になるアロマの配合比率を紹介しましょう。2月25日放送『みんなの家庭の医学』の「若返り&長生きできる!3つの悩み解決SP」で紹介されていました。
このアロマ療法のよいところは、長年使われているものなので安全性が高いこと。そして、アロマオイル自体が濃度が高く、効果的に嗅神経を刺激できることです。
配合するアロマオイルは日中が「ローズマリー+レモン」、夜間が「ラベンダー+オレンジ」。とはいえ、単に混ぜるだけでは効果が薄れます。研究によって導き出された「ある比率」でブレンドしなければなりません。その比率とは下記のとおりです。
【アロマ療法の配合比率】
■昼用アロマ
- ローズマリー 2滴
- レモン 1滴
■夜用アロマ
- ラベンダー 2滴
- オレンジ 1滴
使用する時間については「昼用アロマ」は午前中に2時間以上、嗅ぐようにします。「夜用アロマ」は就寝1時間前から2時間以上、嗅ぐようにしてください。
昼用アロマは神経細胞を活性化して、夜用アロマは神経細胞を沈静化する役割があります。どちらか一方だけでも、やらないよりは効果は出ますが、やはり昼用と夜用を両方嗅ぐことが神経細胞の活性化には効果的です。
なお、アロマを鼻に近づけすぎると嗅神経だけでなく、痛みを司る神経にまで影響するときがあります。頭痛などがおきることもあるので要注意です。また、アロマについては化学合成ではなく、天然の植物から抽出したものを使ってください。
このアロマ療法、認知症やその予備軍の高齢者にだけ効果があるわけではありません。認知症は65歳を過ぎると発症しやすくなるといわれていますが、じつは発症する10~20年ほど前から脳の中では変化が始まっているのです。