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日本人のカルシウム不足は土壌が影響した!?

日本の土壌というのは、火山灰でできているためそもそもカルシウムが少ないもの。このため同じホウレンソウでも、日本で栽培したものとヨーロッパで栽培したものとでは、ヨーロッパ産のほうがカルシウム含量が多いとか。つまり、日本人のカルシウム不足は土壌が影響しているのです。11月27日放送『ホンマでっか!?TV』の「買い物のウラ常識」で紹介されていました。



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ミネラルウォーターも、カルシウムやマグネシウムを豊富に含んでいる「硬水」はヨーロッパ産のものがよく知られています。また、水道水にもカルシウムが多く含まれている傾向があり、シャワーを浴びようとすると泡立ちが悪く感じることもあるはずです。これは、硬水が石鹸の泡立ちを抑えてしまうため。とくにアルカリ性の石鹸は、成分が結合・凝固して増粘するため、すすぎで非常に苦労します。

とはいえ、野菜がすべて海外産がよいというわけではありません。ビタミン量に関しては、鮮度が影響するために国産のほうに分があるのです。また、「カルシウム」というのは、牛乳などでカルシウム単体で摂取してもなかなか吸収されません。そのまま体の外に排出されてしまいます。

カルシウムの吸収をよくするのに必要なのは「ビタミンD」。ビタミンDは、血中のカルシウム濃度を高める作用があります。具体的には、腸からカルシウムの吸収を高めて血中濃度を高めるほか、腎臓の働きによりカルシウムの血中から尿への移動を抑制するのです。

これはキノコによく含まれている成分です。「牛乳+キノコ」の組み合わせは、カルシウムの吸収をよくします。その意味で「キノコのクリームソース」というのは理にかなった調理方法。「骨粗しょう症」の人などには、グラタンは最適な食べ物といえるでしょう。

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